アラ還個人事業主の雅栄です。
起業したいと思っている人は多いと思います。
かつての私もその一人でした。
起業するには、売る「商品」を決めなければなりません。
それが私の最大の悩みでした。
そんな私が、どうやって起業したのか、今回はお話ししたいと思います。
起業前の悩み
起業前に勤めていた会社では、非常に属人的な「商品」を扱っていました。
それは、社員個々のスキルや経験、人脈、信頼などが、商品そのものになっていたのです。
このような商品は、起業するときに、そのまま持ち出すことができません。
起業するなら、会社と同業でやりたいと思っていました。
しかし、同業であれば、同じような商品を扱うことになります。
それでは、会社との競合やトラブルが起こりそうでした。
また、会社のお客様やパートナーとの関係も、維持できるかどうかわかりません。
また、起業するなら同僚と一緒に飛び出すのが、もっとも生産的だと考えていました。
同僚と一緒なら、商品の開発や販売において、協力し合えます。
また、同僚も私と同じように、属人的な商品を扱っていました。
それぞれの商品を組み合わせれば、より強力な商品になると思っていたのです。
しかし、同僚と一緒に飛び出すには、タイミングが合いませんでした。
私は、できるだけ早く起業したいと思っていましたが、同僚はそこまでの覚悟ができていなかったのです。
起業後の変化
私は悩みを解決するために、以下のようなことを実行しました。
- 会社で扱っている商品を、少しでも独自化できるように工夫する
- 会社との関係を、できるだけ良好に保ちながら起業の準備をする
- 自分の商品に自信を持ち、成果を出す
そしてついにおととしの夏、私は一人で、個人事業主として起業しました。
それから、私の人生は大きく変わり始めました。
- 商品は、私のスキルや経験を活かしながら、新しいニーズに応えるようにした
- 会社とは、競合ではなく、パートナーとしての関係を築くことができ、お互いに協力し合い、お客様の満足度を高めるようにした
- 同僚とは、仲間としての関係を維持し、お互いに励まし合い、応援し合うようにした
- 自分の商品に自信を持ち、お客様からの評価やフィードバックを受け取り、改善し続けるようにした
起業の学び
起業してから、多くのことを学びました。
起業することは、決して簡単ではありませんが、とてもやりがいを感じるのも事実です。
起業することで学んだことは、以下のようなことです。
- 商品は、自分の得意なことだけでなく、お客様の求めることにも合わせること
- 会社とは敵対するのではなく、協調することが、お互いにとって良いこと
- 同僚とは、一緒に働くだけでなく、一緒に成長することが仲間としての絆を強くすること
- 自分の商品には常に自信を持ち、改善を続けることが、さらに品質を高めること
これからも個人事業主として、挑戦し続けたいと思っています。
今回もお読みいただきありがとうございます。
よろしかったら、また読みにお越しください。