【2023年10月31日(火)】10年後のビジョンを持つことで人生が変わる?士業のメンターから学んだ長期経営のコツ

ほぼ引きこもり日記

アラ還個人事業主の雅栄です。

私は昨年やっと個人事業主になりましたが、まだまだ起業家としての道のりは長いと感じています。

そんな私に、勝手にメンター扱いしている士業の方から、起業や経営に関する色々なヒントをいただきました。

その中でも特に心に残ったのが、長期経営ビジョンの重要さについてでした。

長期経営ビジョンとは、10年後にこうありたいという姿を様々な分析手法を使って想像して具体化することです。

士業のメンターさんは、それが今こそ重要な時代だと力説されました。

では、なぜ長期経営ビジョンを持つことが重要なのでしょうか?

長期経営ビジョンを持つメリット

長期経営ビジョンを持つメリットは、以下のようなものがあります。

今後の方向性や目標が明確になる

10年後にどうありたいかを明確にすることで、現在や中期的に何をすべきかが見えてきます。

また、自分やスタッフのモチベーションも高まります。

自分たちが目指すべき未来があるからこそ、やる気や情熱が湧いてきます。

最悪の状況を想定しても生き残れる強さや柔軟さを持てる

10年後にどうありたいかを想像する際には、様々なシナリオを考える必要があります。

市場や競合がどう変化するか、自社がどう対応するか、どんなリスクがあるかなどです。

これらのシナリオを想定することで、最悪の状況でも対処できるように準備や対策を考えることができます。

また、変化に対応できるように柔軟な思考や行動も身につけることができます。

試行錯誤や暗中模索しながらも着実に進められる

10年後にどうありたいかを具体化することで、その達成に必要な戦略や計画も立てやすくなります。

また、進捗状況や成果も評価しやすくなります。

これらのことにより、試行錯誤や暗中模索しながらも、着実にビジョンに近づいていることを実感できます。

長期経営ビジョンを持つデメリット

長期経営ビジョンを持つデメリットは、以下のようなものがあります。

現実との乖離が大きくなる可能性がある

10年後にどうありたいかを想像する際には、様々な仮定や推測をする必要があります。

しかし、現実は予想とは異なることが多いです。

市場や競合が思わぬ方向に変化したり、自社の強みや弱みが変わったりすることもあり、その場合、現実との乖離が大きくなってしまう可能性があります。

固定観念や思い込みに陥る可能性がある

10年後にどうありたいかを具体化する際には、自分の理想や願望を反映させることがあります。

しかし、理想や願望は必ずしも、お客様のニーズや市場の動向と一致するとは限りません。

その場合、自分の長期経営ビジョンに固執してしまい、他の可能性や視点を見逃してしまう可能性があります。

長期経営ビジョンを持つ方法

では、どうすれば長期経営ビジョンを持つことができるのでしょうか?

私が考える方法は、以下のようなものです。

自分の強みや得意分野を見つける

長期経営ビジョンを持つためには、自分の強みや得意分野を見つけることが重要です。

自分の強みや得意分野とは、自分が他者よりも優れていることや、自分が楽しくて得意だと感じることです。

自分の強みや得意分野を見つける方法は様々ですが、以下のような質問に答えてみることで見つけられるかもしれません。

何に情熱を持っていますか?

何に時間を費やしていますか?

何にお金を使っていますか?

何について知識やスキルが豊富ですか?

何について人から褒められたり感謝されたりしますか?

お客様のニーズや市場の動向を分析する

長期経営ビジョンを持つためには、お客様のニーズや市場の動向を分析することも重要です。

ニーズや動向とは、お客様が何を求めているかや、市場がどう変化しているかです。

これらを分析する方法は様々ですが、以下のような手法を使ってみることで分析できるかもしれません。

・アンケートやインタビューなどで、お客様の声や意見を聞く

・ペルソナやカスタマージャーニーマップなどで、お客様の特徴や行動を分析する

・PESTEL分析やポーターの5力分析などで、市場の環境や競争を分析する

・トレンドやニュースなどで、市場の変化や動向を把握する

競合他社や自社のSWOT分析を行う

長期経営ビジョンを持つためには、競合他社や自社のSWOT分析を行うことも重要です。

競合他社や自社のSWOT分析とは、競合他社や自社の強み(Strengths)、弱み(Weaknesses)、機会(Opportunities)、脅威(Threats)を分析することです。

競合他社や自社のSWOT分析を行う方法は様々ですが、以下のような手法を使ってみることで分析できるかもしれません。

・競合他社のウェブサイトやSNSなどで商品やサービス、価格、宣伝などを調べる

・競合他社の口コミやレビューなどで評判や反応などを調べる

・自社の商品やサービス、価格、宣伝などを競合他社と比較する

・自社の強みや弱み、機会や脅威を整理する

10年後にどうありたいかを具体的にイメージする

長期経営ビジョンを持つためには、10年後にどうありたいかを具体的にイメージすることが重要です。

10年後にどうありたいかを具体的にイメージする方法は様々ですが、以下のような質問に答えてみることでイメージできるかもしれません。

何歳になっていますか?

どこに住んでいますか?

誰と暮らしていますか?

何をしていますか?

どんな収入や資産を持っていますか?

どんなライフスタイルを送っていますか?

どんな価値観や信念を持っていますか?

どんな人間関係を築いていますか?

どんな問題や課題に取り組んでいますか?

どんな夢や目標を持っていますか?

ビジョンを文書化して共有する

長期経営ビジョンを持つためには、文書化して共有することも重要です。

共有することで、以下のような効果が期待できます。

・モチベーションが高まる

・行動が一致しやすくなる

・成果や進捗が評価しやすくなる

ビジョンが明確になり、共有されることで、自分やスタッフのフィードバックや改善が行いやすくなります。

10年後のビジョンを持つことで人生が変わる?

長期経営ビジョンとは、10年後にこうありたいという姿を様々な分析手法を使って想像して具体化することです。

士業のメンターさんは、それが今こそ重要な時代だと力説されました。

メリットは、今後の方向性や目標が明確になること、最悪の状況を想定しても生き残れる強さや柔軟さを持てること、試行錯誤や暗中模索しながらも着実に進められることです。

デメリットは、現実との乖離が大きくなる可能性があること、固定観念や思い込みに陥る可能性があることです。

長期経営ビジョンを持つ方法は、自分の強みや得意分野を見つけること、お客様のニーズや市場の動向を分析すること、競合他社や自社のSWOT分析を行うこと、10年後にどうありたいかを具体的にイメージすること、ビジョンを文書化して共有すること、などが考えられます。

まだまだ起業家としての道のりは長いと感じますが、10年後にどうありたいかをビジョン化することは本当に大切なことだと思います。

起業する夢を果たしたことに満足しがちなので、このヒントはしっかりと心に留めておきたいです。

今回もお読みいただきありがとうございます。

よろしかったら、また読みにお越しください。

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