アラ還個人事業主の雅栄です。
リーダーシップには、明るい面と暗い面が共存しています。
私がこの記事を書くきっかけとなった「ダークサイド・スキル」という書籍は、リーダーに必要なスキルの中でも、しばしば見過ごされがちなダークサイドに焦点を当てています。
この本は、リーダーが直面する様々な状況で、人間の本能や感情を巧みに操るための技術を解説しており、リーダーシップの理解を深めるために非常に有益です。
ブライトサイド:輝くスキルの光
ブライトサイドのスキルは、組織の目標達成に向けてチームを導くための基盤です。
論理的思考力は問題解決を効率化し、財務会計知識は組織の財政状態を正確に把握するために不可欠です。
これらのスキルは、新人研修でも教えられるほど基本的であり、すべての社員が身につけるべきものです。
ダークサイド:隠された影響力
一方、ダークサイドのスキルは、人間の本能や感情を巧みに操る能力を含んでいます。
これらは、リーダーが直面する複雑な人間関係や、予期せぬ状況に対処するためには欠かせません。
ダークサイドのスキルを持つリーダーは、他人を動かす影響力や、時には権力を行使する能力があり、困難な状況でもチームをまとめ上げることができます。
コミュニケーションの陰と光
リーダーだけでなく、一般の社員にも、ブライトサイドとダークサイドのコミュニケーションスキルが求められます。
報告・連絡・相談はブライトサイドのコミュニケーションの例ですが、上司の悪口やゴシップはダークサイドのコミュニケーションと言えるでしょう。
これらは、社内のストレス発散や、同僚間の結束を強める役割を果たすこともあります。
上司の人間性とダークサイド・コミュニケーション
上司が嫌われることは避けられない側面もありますが、完璧なリーダーなど存在しません。
実際、人間臭くて欠点のある上司ほど、部下から愛され、慕われることが多いです。
愛されキャラや弄られキャラの上司に対する悪口は、毒気がなく、親近感を生むこともあります。
リーダーシップのスキルは、ブライトサイドとダークサイド、両方のバランスが重要です。
このバランスを理解し、適切に活用することで、リーダーはチームを成功に導くことができるでしょう。
そして、この「ダークサイド・スキル」の書籍は、そのバランスを見つけるための洞察を提供してくれます。
今回もお読みいただきありがとうございます。
よろしかったら、また読みにお越しください。