アラ還個人事業主の雅栄です。
おととしの7月に個人事業主として起業しました。
その前は会社員です。
そのとき、私は起業したいことを秘密にしていました。
唯一そのことを知っていた同僚が、ドリームキラーになってしまっていたからです。
彼は、私が会社で頑張る気になったと勘違いしていました。
実は、私は起業するための準備をしていたのです。
そのために、周りとの人間関係を良くするために演技していました。
どうやって演技したか、そして起業したときに同僚に言ったことは何か、私の経験談です。
起業したかったけど同僚にバレたくなかった
私はずっと起業したかったです。
でも、会社でそのことを公言すると、色々な問題が起きそうだと思っていました。
例えば、
・上司や同僚から冷たい目で見られるかもしれない
・仕事のパフォーマンスが低下するかもしれない
・会社の機密情報を利用すると疑われるかもしれない
・退職するタイミングが難しくなるかもしれない
そんな理由で、私は起業したいことを秘密にしていました。
でも、唯一そのことを知っていた同僚がいました。
一緒にビジネスプランを考えたこともあった同僚ですが、彼は途中で諦めてしまいました。
彼は、私がまだ起業する気があることを知っていましたが、応援してくれるどころか、やんわりとですが反対してきたのです。
会社で幸せになるべきだと・・。
まさにドリームキラーでした。
演技のコツはコミュニケーション
ドリームキラーから逃れるために、演技することにしました。
演技と言っても、別人格になるわけではありません。
ただ、周りとのコミュニケーションを前向きに図るよう心がけただけです。
元々人間関係づくりが苦手でした。
何か不愉快なことがあると、すぐに感情的になってしまって、周りと衝突してきました。
それでは起業するときに困る。
起業するには、会社をスムーズに退職する必要があると思ったのです。
そのために、上司や同僚と良好な関係を保ちたかった。
そこで、以下のことを意識して、社内で演技をし続けました。
・常に笑顔で挨拶する
・仕事の話だけでなく、趣味や家族の話もする
・質問や意見を積極的に聞く
・褒められたら素直に喜ぶ
・誰かが困っていたら助ける
これらのことは、演技と言っても会社員なら当たり前のことですよね。
でも、私にとってはなかなか難しいことでした。
でも、これらのことを続けているうちに、周りの人からの反応が変わってきました。
私に優しく接してくれる人が増えたのです。
ドリームキラーと化した同僚も、私が起業をあきらめたと思ったようでした。
起業したときに同僚に言ったこと
私は演技をしながら、起業するための準備を進めていました。
ビジネスプランや資金調達、法律や税務など、色々なことを勉強して、やっと会社を辞める日が来た。
同僚に対して正直に、起業することを伝えたのでした。
でも、それだけでは不十分だと思い、感謝の気持ちもしっかり伝えたつもりです。
ただ、同僚が私の起業を理解してくれたかどうかは分かりませんでした。
少なくとも、彼とは今も交流の機会があるので、たまに近況報告をし合う程度の縁はつながっています。
今回もお読みいただきありがとうございます。
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