アラ還個人事業主の雅栄です。
最近一番のお気に入りの本は、田坂広志先生が書かれた「知性を磨く」です。
この本のサブタイトルは「スーパージェネラリストの時代」。
スーパージェネラリストとは、どんな分野でも活躍できる人のことです。
私は、この本から多くのことを学びました。
間違って理解しているかもしれませんが、私なりに学んだことをご紹介します。
知性の7つの階層とは
まず、この本では、磨くべき知性には7つの領域というか、階層があると説明されています。
上の階層から並べると、「思想」「ビジョン」「志」「戦略」「戦術」「技術」そして「人間力」です。
これらの階層は、それぞれに重要な役割を持っています。
思想は、自分の世界観や価値観。
ビジョンは、自分の目指す未来像。
志は、自分の使命や目的。
戦略は、自分の目標や方向性。
戦術は、自分の計画や方法。
技術は、自分のスキルやノウハウ。
人間力は、自分の感情や人間関係。
この本には、7つの階層の磨き方のエッセンスも書かれていて重宝します。
例えば、思想を磨くには、哲学や宗教、文学などの本を読む。
ビジョンを磨くには、歴史や未来学、SFなどの本。
志を磨くには、自伝や伝記、成功法などの本。
戦略を磨くには、経営やマーケティング、経済などの本。
戦術を磨くには、心理学や論理学、数学などの本。
技術を磨くには、専門書や教科書、ハウツー本。
人間力を磨くには、自己啓発やコミュニケーション、人生論などの本を読むことです。
スーパージェネラリストになるために
そして、7つの階層の磨き方をもっと学びたい読者のために、巻末に主な階層ごとに10冊程度ずつ参考書籍が紹介されています。
こちらも重宝します。
参考書籍の著者は全て田坂広志先生です。
その知性の深さに驚きます。
スーパージェネラリストとは、田坂先生のような方のことだと理解すると納得でした。
スーパージェネラリストになるためには、知性の7つの階層をバランスよく磨くことが必要です。
それぞれの階層に偏りすぎると、知性の全体像が見えなくなります。
また、知性の7つの階層を統合することが必要です。
それぞれの階層を別々に扱うと、知性の効果が発揮されません。
私は、この本を読んで、自分の知性について考え直しました。
どの階層が弱いのか、どの階層が強いのか、どの階層に興味があるのか、どの階層が必要なのか、などを自己分析して、紹介された本を読んだり、自分で調べたり、実践したり・・。
知性は、自分の人生をより良くするための力です。
知性を磨くことで、自分の可能性や選択肢を広げることができ、自信や満足感も高まると思いました。
今回もお読みいただきありがとうございます。
よろしかったら、また読みにお越しください。