【2023年12月21日(木)】あなたはどの蟻?働き蟻の2・6・2の法則(原則)と人間社会の関係

ほぼ引きこもり日記

アラ還個人事業主の雅栄です。

働き蟻たちは、自分たちの中で、一定のバランスを保とうとしていることを知っていますか?

昔々、蟻の生態を調査した研究者が発見した、驚くべき事実とは何でしょうか?

そして、その事実は人間社会にも当てはまるのでしょうか?

この記事では、働き蟻の2・6・2の法則(原則)と、人間社会の関係について考えてみましょう。

働き蟻の2・6・2の法則(原則)とは?

働き蟻たちは、女王蟻に忠実に食べ物を運ぶ存在、として知られていますが、実は彼らは全員が同じように働いているわけではありません。

昔々、蟻の生態を調査した研究者は、働き蟻たちの行動パターンに興味を持ち、彼らの働きぶりを観察することにしました。

彼が観察した結果は驚くべきものでした。

働き蟻たちは、モーレツに働く組と普通に働く組、そしてサボる組で2・6・2の割合に別れていたのです。

つまり、10匹の働き蟻のうち、2匹は一生懸命に食べ物を運んでいる、6匹はそこそこに働いている、2匹はほとんど何もしていないということです。

この発見に興味をそそられた研究者は、さらに実験を行うことにしました。

まず、彼はサボり組を別の巣へ移動させてみました。

すると、元の巣では普通組だったのが、2割のサボり組になってしまったのです。

再び観察してみると、やはりモーレツ組が2、普通組が6、サボり組が2という割合に戻っていました。

次に、彼はモーレツ組だけを残して、他を別の巣へ移動させてみました。

すると、元の巣ではモーレツ組だった働き蟻も、やがて普通組やサボり組になってしまったのです。

しばらく待ってみると、こちらもまたモーレツ組が2、普通組が6、サボり組が2という割合になっていました。

この実験から、研究者は次のような仮説を立てました。

働き蟻たちは、自分たちの中で一定のバランスを保とうとしている。

つまり、どんな巣でも必ずモーレツ組が2、普通組が6、サボり組が2という割合になるように調整しているのだと。

これが働き蟻の2・6・2の法則(原則)と呼ばれるものです。

人間社会にも2・6・2の法則(原則)は当てはまるのか?

働き蟻の2・6・2の法則(原則)は、人間社会にも当てはまるかもしれません。

サラリーマンや学生などでも、同じような2・6・2の法則(原則)が見られることがあります。

どんな集団でも必ず優秀な人や普通な人、残念な人が一定の割合で存在するのです。

もちろん、人間社会は働き蟻の社会とは違って、個人の能力や努力、環境などによってグループ間の移動が可能です。

しかし、それでも全体としては、2・6・2の法則(原則)に近いバランスが保たれていることが多いのです。

これは、人間も自然界の一部であり、自然界にはある種の均衡が存在するからかもしれません。

2・6・2の法則(原則)を知ったらどうすればいい?

では、この法則(原則)を知ったらどうすればいいでしょうか。

まずは自分自身が、どのグループに属しているかを見極めることが大切です。

そして、自分が目指すべきグループに近づくために努力することです。

もちろん、全員がモーレツ組になればいいというわけではありません。

普通組でも、自分の能力や環境に合わせて適度に働くことが大切です。

サボり組にならないように、気をつけることも忘れてはいけません。

また、自分以外の人たちに対しても、この法則(原則)を理解することが大切です。

モーレツ組の人たちを尊敬し、普通組の人たちと協力し、サボり組の人たちを励ます。

そして、自分のグループに関係なく、他のグループの人たちとも仲良くやっていく。

そうすれば、働き蟻たちのように、人間社会もより良くなるかもしれません。

今回もお読みいただきありがとうございます。

よろしかったら、また読みにお越しください。

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