営業担当としての目標
私は長く営業担当のサラリーマンをやっていました。
そのせいか、目標という言葉に敏感反応してしまいます。
目標を達成したかどうかで一喜一憂するのも、年中行事のようで慣れっこになっていました。
いわゆるマンネリ化です。
目標設定と戦略立案の勘違い
ところで目標と戦略は違いますよね、当たり前です。
でも戦略研究の第一人者のある方が、目標設定と戦略立案とを勘違いしている例が増えていると、警鐘を鳴らしています。
戦略のように見えるけど、よくよく内容を読んでみると目標に過ぎないという例が多くなったと言ってるんです。
戦略は、目標を達成するためのアクションプランでなければならないのにそれが示されていない、示されていないのならばそれは戦略ではない、という理屈でしょうか。
起業するための戦略
当面の目標は起業することですが、そのためのアクションプランが戦略な訳です。
恐らく戦略のように見える目標というのは、経営環境や競合関係などを楽観的に予測して作られているんじゃないでしょうか。
戦略とは、経営の前提条件をあえて悲観的に予測して、それでも目標を達成するため具体的に何をやるのかを決め、それを着々と実行していく営みを示すものなのかなと思っています。
あえて悲観的な条件設定をして、それでも起業が可能と思える戦略を作りたいです。
戦略的思考の重要性
これからも戦略的思考を身につけていきたいと思います。
目標だけではなく、戦略も明確にすることが大切です。
目標は夢や希望を表すものですが、戦略は現実や課題に向き合うものです。
夢を現実にするためには目標も戦略も必要ですが、最終的には行動することが決め手だと思います。