アラ還個人事業主の雅栄です。
起業に興味がありますか?
でも、ゼロから始めるのは大変だと思いませんか?
そこでおすすめなのが、リノベーション起業です。
こんな謳い文句にひかれて、関連本を手に取ったのがもう9年近く前です。
当時はただ興味があっただけで、具体的に実践しようと思って読んだわけではありません。
ところが個人事業主として起業して1年が経過し、いま改めてリノベーション起業に興味津々なのです。
リノベーション起業とは、後継者難に悩む中小企業から会社自体、あるいは事業を買って改善していくという新しい起業の方法です。
この方法なら、時間やコスト、リスクがかからず、価値が高いビジネスを始めることができます。
では、具体的にどうやってリノベーション起業をするのでしょうか?
この記事では、リノベーション起業のメリットと方法を紹介します。
なぜリノベーション起業なのか?
日本には今、多くの中小企業が存在しています。
そのうちの6割が後継者難に陥っているといわれます。
これらの企業は、売上や利益はあるものの、経営者が高齢化しており、引き継ぐ人がいないために廃業や売却を余儀なくされている。
しかし、これらの企業には長年培われた技術やノウハウ、取引先や顧客の蓄積など、価値の高い資産があるはずです。
これらの資産を活用して、新たなビジネスを展開することができれば、日本経済にも貢献できるでしょう。
リノベーション起業では、これらの企業や事業を買って自分のものにします。
そして、自分のビジョンやアイデアを加えて改善していきます。
例えば、古くからある製造業の会社を買って、新しい技術やデザインを取り入れて商品開発を行ったり、オンライン販売や海外展開など新しい市場に進出したりする、というわけです。
リノベーション起業のメリット
リノベーション起業には、以下のようなメリットがあるようです。
・ゼロから始めるよりも時間やコストがかからない
既存の企業や事業はすでに稼働しており、資金や人材、技術やノウハウ、顧客や取引先などが揃っていますので、これらを活用すれば、すぐにビジネスを始めることができます。
・ゼロから始めるよりもリスクが低い
既存の企業や事業は、実績や信頼があり、市場や競合も把握していますので、これらを基にして改善すれば、成功確率が高くなります。
・ゼロから始めるよりも価値が高い
既存の企業や事業は独自の強みや特色がありますので、これらを引き継ぎながら、自分のビジョンやアイデアを加えて差別化すれば、競争力が高くなります。
リノベーション起業の方法
リノベーション起業をするには、以下のような方法があるとのことです。
会社や事業の探し方
・M&A仲介会社や事業承継支援機関などに相談する
・インターネットや雑誌などで売りに出されている会社や事業を探す
・自分の知り合いや関係者から紹介してもらう
会社や事業の買い取り方法
・株式買収や株式譲渡などで会社自体を買う
・営業権や資産などで事業を買う
・買収後に経営者と共同経営するか、完全に引き継ぐかを決める
会社や事業の値段
・売り手と買い手の交渉によって決まる
・売上や利益、資産や負債、将来性などを考慮して評価する
・借金して買う場合は、返済計画や利息なども考える
まとめ
リノベーション起業は、ゼロから始めるよりも時間やコスト、リスクがかからず、価値が高い起業の方法です。
日本には後継者難に悩む中小企業がたくさんあります。
これらの企業や事業を買って改善していくことで、自分の夢を叶えるとともに、日本経済にも貢献できるかもしれません。
リノベーション起業に関する本は沢山出ていますので、まずは改めて読み漁りたいと思います。
今回もお読みいただきありがとうございます。
よろしかったら、また読みにお越しください。