何かに執着してしまうことがある。
執着の対象になるものは数多い。
これは私の大切な宝物。
これを失ったら私は私でなくなってしまう。
だから絶対に手放さない。
執着の正体と危険性
でも人生の最期、全ての宝物を手離していくことになる。
大切な宝物を喪うことが分かった瞬間、執着とはエゴだったことに気づく。
執着とは、自分が欲しいと思ったり、大切だと思ったりしたものに強く固執すること。
自分の本質や魂からではなく、外部から得たり、自分で作り上げたりしたものに依存する心の状態です。
執着は危険なものだと思います。
自分の心を苦しくさせ、ネガティブな感情で満たし、本当に望むことや感じること、表現することを制限してしまいます。
エゴの正体と危険性
宝物と自分を同一化しているうちは、本質の『私』を意識できない。
宝物を大切にしたり、もっとモノを欲しがったりすることが悪いのではない。
モノを求めず清貧に生きることが良いと言っているわけでもない。
ただエゴだということ。
思いや感情、欲望や価値観などを自分の中心に置き、正しいと思い込み、自分以外のものを否定したり攻撃したりする心の状態です。
エゴは自分の本質や魂ではなく、肉体や感覚、思考や感情などに依存して生まれる偽りの自己であり危険なもの。
自分の心を狭くし、可能性や才能、価値を見失わせます。
本質の『私』とは何か
自分のエゴに気づくのが、本質の『私』を意識するための必要な第一歩となります。
本質の『私』とは
自分が生まれながらに持っている純粋で無垢で美しい心。
自分が内側から湧き出す愛や喜び、平和や創造性などのポジティブな感情や行動。
自分が一体化する宇宙や神や全ての存在。
本質の『私』を見つける方法の一つは、自分のエゴに気づくこと。
自分が偽りの自己ではなく、本質的な自己であることに気づくこと。
自分が本当に望むことや感じることを自由に表現すること。
もう一つは、今ここに集中すること。
自分が表面的なものではなく深いものであることに気づくこと。
自分が愛や喜び、平和や創造性などのポジティブな感情や行動を生み出すこと。
まとめ
何かに執着してしまうことがある。
執着の対象になるものは数多い。
これは私の大切な宝物。
これを失ったら私は私でなくなってしまう。
だから絶対に手放さない。
でも人生の最期、全ての宝物を手離していくことになる。
大切な宝物を喪うことが分かった瞬間、執着とはエゴだったことに気づく。
宝物と自分を同一化しているうちは、本質の『私』を意識できない。
宝物を大切にしたり、もっとモノを欲しがったりすることが悪いのではない。
モノを求めず清貧に生きることが良いと言っているわけでもない。
ただエゴだということ。
自分のエゴに気づくのが、本質の『私』を意識するための必要な第一歩となる。
今夜の読書を終えての生な思いです。
今回もお読みいただきましてありがとうございます。
よろしかったら、また読みにお越しください。