【2024年2月24日(土)】マイナーな具材が繋いだ蕎麦屋のお父さんとの関係

ほぼ引きこもり日記

アラ還個人事業主の雅栄です。

私は、朝食を駅前の立ち食い蕎麦屋さんでいただくことが日課になっています。

といっても、毎日ではなく、週に3回程度です。

朝はいつもお客さんで混雑する繁盛店。

私はいつも同じ具材の載った蕎麦を注文します。

その具材は、食べる人はたぶん少ないはずのマイナーなもの。

でも、私はその具材が大好きで、ホントに毎回同じです(笑)。

蕎麦屋のお父さんが私を覚えていた理由

立ち食い蕎麦屋の朝担当のお父さんは、60代(?)くらいの気難しげな人です。

いつも無愛想で、ほとんど話さないお父さん。

私は、どっから見ても平凡なアラ還のおじさん。

そんな目立たない私を、お父さんが覚えていた理由は一つしか思いつきません。

それは、私が注文するマイナーな具材の載った蕎麦です。

お父さんは、私が100%頼むその蕎麦を見て、顔を覚えてくれたのでしょう。

普通は目立ちにくいマイナーな存在でも、あるいはマイナーだからこそ、そればっかり注文する私が目立ったのかもと思います。

お父さんからの意外な一言

ある日、いつものようにマイナーな具材の載った蕎麦を注文した私に、お父さんから意外な一言がありました。

「この具は、あんまり人気ないんだけど、俺も好きなんだよね。」

その言葉に驚きました。

お父さんは、私に話しかけてくれたのです。

しかも、同じ具材が好きだという共通点を教えてくれたのです。

お父さんの笑顔を見て、思わず笑顔で返しました。

「そうなんですか。私もこの具が大好きで、毎回こればっかり頼んじゃってます。」

お父さんは、私の返事にうなずいて、蕎麦を出してくれました。

お父さんとの小さな会話に嬉しさを感じました。

たったこれだけのことで

たったこれだけのことですが、その日もホノボノとして穏やかに過ごせました。

いつもの蕎麦も、いつもより美味しく感じたのです。

私がマイナーな具材の載った蕎麦を注文し続けていなかったら、お父さんの笑顔も会話もなかったのかな・・。

マイナーでもしつこく続けると、誰かの印象には残るのでしょうかね。

今回もお読みいただきありがとうございます。

よろしかったら、また読みにお越しください。

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