アラ還個人事業主の雅栄です。
今回は、研修プログラムの効果測定について書きたいと思います。
研修プログラムとは、社員や組織の能力やパフォーマンスを向上させるために行われる教育活動です。
私は研修プログラムを売って生計を立てていますが、お客様から「そのプログラムをやると本当に効果が上がるの?」と言われたときの対応力が問われます。
何を基準にして効果が上がったのかを判定するかと言いますと、研修プログラムごとに設計された「目的」を達成できたかどうかだと思います。
管理者研修でしたら「マネジメント力の向上」、セールス研修でしたら「提案能力のレベルアップ」とか・・。
でもこれって目的ではなく「手段」なんですよね。
何の手段かというと、「利益を出す」という崇高な目的の・・。
「利益を出す」という目的の達成に少しでも貢献できる研修じゃないと、効果は決して上がりません。
分かっちゃいるけど、なかなかこのタイプのプログラムが作れていないのが現状です。
これは今後の課題になります。
研修プログラムの目的と手段を明確にする方法
では、どうすれば研修プログラムの目的と手段を明確にすることができるでしょうか?
私はこれまでに多くの研修プログラムを売ってきましたが、その中で目的と手段が明確だったものもあれば、そうでないものもありました。
目的と手段が明確だった研修プログラムには、以下のような特徴がありました。
- お客様のビジネスや組織の課題、目標を把握していた
- お客様の課題や目標にどう貢献するかを具体的に示していた
- お客様の課題や目標に貢献したかどうかを測定できる指標や方法を用意していた
これらの特徴を持つ研修プログラムは、お客様から高い評価を得ることができ、自分の仕事に自信を持つことができました。
これらの特徴を持つ研修プログラムを作るために必要なステップを以下にまとめました。
- お客様と研修プログラムの目的を明確に設定し、合意する
- 目的に対してどのような手段を提供するかを明確にする
- 手段が目的に対してどのような効果をもたらすかを明確にする
- 効果を測定できる指標や方法を選択し、準備する
これらのステップを踏むことで、研修プログラムの目的と手段を明確にすることができると思います。
研修プログラムの目的と手段を明確にするメリット
研修プログラムの目的と手段を明確にすることには、以下のようなメリットがあります。
- お客様に研修プログラムの価値や効果を分かりやすく伝えることができる
- お客様のニーズや期待に応えることができる
- 研修プログラムの効果測定が容易になる
- 研修プログラムの改善や改革が可能になる
これらのメリットは、研修プログラムの売上や満足度を高めるだけでなく、自分の仕事へのモチベーションや成長も促進すると思います。
まとめ
研修プログラムを売って生計を立てている身としては、お客様から「そのプログラムをやると本当に効果が上がるの?」と言われたときの対応力が問われます。
その質問に答えるためには、研修プログラムの目的と手段を明確にすることが必要です。
今回は、研修プログラムの目的と手段を明確にする方法とメリットを紹介しました。
これからもこの方法を実践して、自分の仕事に自信を持ちたいと思います。
今回もお読みいただきありがとうございます。
よろしかったら、また読みにお越しください。