アラ還個人事業主の雅栄です。
昼間のことですが、仕事仲間からメールが来ました。
社名は言えませんが、以前は交流のあった、ある会社が倒産したとの情報でした。
その会社の社長がまだ部長だった頃、何度か飲みに連れていっていただき、ご馳走になったこともあります。
あの時は有り難うございます。
大変ご馳走様でした。
このニュースを聞いて、私は廃業しないために準備する重要性を痛感しました。
倒産した会社の真の原因は何か?
倒産した真の原因は分かりませんが、とにかく残念としか今は言いようがありません。
私がその県の営業担当を外れてからは疎遠になっていましたが、ずっと気になっていた会社です。
その会社は、自社で開発したオリジナルな商品やサービスを提供していました。
顧客満足度も高く、品質も良かったと聞いています。
しかし、規模が小さく資金力や人材力が不足していたようです。
知名度やブランド力も低く、市場での存在感や影響力も弱かったようです。
その結果、競合他社や市場の変化に対応できず、経営が悪化してしまったのでしょう。
他社との連携が必要な理由は何か?
私の個人事業だって、この先何があるか分かりませんから、よそ様のことをとやかくは言えません。
いくら頑張っても倒産するときはするわけで、どう転んでも良いように準備を粛々と進めようと自らに念を押した次第です。
この倒産した会社の中に、これをチャンスと喜んで、起業に向けて走り出す社員の方もいるはずですよね。
災い転じて福と成すというやつです。
1社だけで会社を存続させていくのが、非常に難しい時代になった気がします。
常に他社との連携を視野に入れて経営しないと、ダメかもしれませんね。
他社との連携というと、単純に商品やサービスを共同開発したり販売したりすることをイメージするかもしれませんが、それだけではありません。
他社との連携には、以下のようなメリットがあります。
お互いにwin-winの関係を作ることができる
他社との連携には、お互いにwin-winの関係を作る最低限の条件が必要です。
例えば、信頼関係が築けること、目的や目標が共有できること、役割や責任が明確であること、コミュニケーションが円滑であることなどです。
これらの条件を満たすことで、お互いに利益や価値を高めることができます。
自分や自社の強みと弱みを客観的に分析して知ることができる
他社との連携には、自分や自社の強みと弱みを、客観的に徹底的に分析して知っていることが必要です。
強みと弱みとは、自分や自社が何を得意としているか、何に課題があるかを表す言葉です。
強みと弱みを分析する方法は、SWOT分析やKJ法やマインドマップなどがあります。
強みと弱みを知ることで、自分や自社の価値や特徴を明確に伝えられること、他社や他者との差別化や競争力を高められること、自分や自社の改善点や成長点を見つけられること、他社や他者との協力や協働がスムーズになることなどのメリットがあります。
相乗効果を生むことができる
他社との連携には、相乗効果を生むことができます。
相乗効果とは、単独では得られない効果が、複数の要素が相互作用することで生まれる現象です。
例えば、他社の商品やサービスを自社の商品やサービスに組み込むことで、付加価値を高めたり、新たな市場を開拓したりすることができます。
廃業しないためにできることは何か?
廃業しないためにできることは、以下のようなものがあると思います。
- 自分の強みや得意分野を見つけて活かす
- お客様のニーズや市場の動向に応じて商品やサービスを改善する
- 競合他社や自社のSWOT分析を定期的に行って対策を立てる
- ビジネスプランや資金計画を作成して管理する
- 法律や税務などの必要な手続きを行う
- 他社との連携を視野に入れて経営する
私は個人事業主になってから、廃業しないための準備を怠らないようにしています。
だから何があっても慌てる必要はないはず、と思っています。
とは言え改めて、準備の重要性を痛感した出来事でした。
今回もお読みいただきありがとうございます。
よろしかったら、また読みにお越しください。