アラ還個人事業主の雅栄です。
今日は、実力という言葉について考えてみたいと思います。
実力とは何でしょうか?
辞書では「実際に備えている能力。本当の力量。」と定義されています。
しかし、実力という概念は社会や会社、個人や時代によって大きく変化するものです。
例えば、プロスポーツのスター選手の実力は、その世界では抜群ですが、おそらく将棋の世界では通用しないでしょう。
また、昔は筆記試験で高得点を取ることが実力とされていましたが、今はコミュニケーション能力や創造性などが重視されるようになっています。
つまり、実力とは非常に曖昧で捉えどころのないものなのです。
では、私たちはどうすれば自分の実力を高めることができるのでしょうか?
以下の二つの考え方が役に立つと教わりました。
実力=適応力
一つ目の考え方は、「実力=適応力」というものです。
社会や会社、個人や時代が求める実力を都度把握し、求められている能力を素早く発揮できることが実力だと言えます。
例えば、コロナ禍でリモートワークが普及したことにより、オンラインでのコミュニケーションやプレゼンテーションなどが求められるようになりました。
これに対応できる人は実力があると評価されるでしょう。
逆にこれに対応できない人は、実力がないと見なされるかもしれません。
このように、環境や状況に合わせて自分の能力を調整することが重要なのだと思います。
では、適応力を高めるためにはどうすればいいのでしょうか?
以下の方法が有効だと思います。
- 情報収集:常に最新の情報やトレンドをキャッチアップすることで、変化に気づきやすくなる
- 学習意欲:自分の知らないことやできないことを学ぶことで、自分の能力を広げる
- 挑戦心:新しいことに挑戦することで、自分の可能性を広げる
- フィードバック:自分の行動や成果に対して客観的な評価を得ることで、自分の強みや弱みを知る
- 改善意識:自分の問題点や課題を見つけて、改善することで、自分の能力を向上させる
実力=創造力
二つ目の考え方は、「実力=創造力」というものです。
周りが求める実力に素早く適応するのではなく、自らが創造し、実力という概念を自分で決めることができれば、確実に実力があるという評価になります。
例えば、シリコンバレーのメガテックの創業者たちは、誰もが驚くような製品を開発し、世界中の人々に新たな価値を提供しました。
これは、彼らが自分独自のスキルによって、その分野で実力という概念を作り出したことに他なりません。
このように、自分の得意なことや好きなことを活かして、社会に貢献できる問題を見つけて解決することが重要になると思います。
では、創造力を高めるためにはどうすればいいのでしょうか?
以下の方法が有効だと思われます。
- 観察力:周りの人や物、現象に目を向けることで、問題やニーズを発見できるよう、日常生活における不便や不満を観察する
- 想像力:現状にとらわれずに、未来や可能性を想像することでアイデアを生み出す
- 創造力:想像したことを具体的な形にすることでアイデアを実現する
- 発信力:作ったものや考えたことを他人に伝えることでアイデアを広める
- 協働力:他人と一緒に問題やアイデアに取り組むことで、より良いものを作る
以上、私が学んだり教わったりした、自分の力を高めるための考え方と方法です。
実力は一朝一夕に身につくものではありません。
しかし、日々の努力や挑戦によって少しずつ積み重ねていくことができると思います。
自分の実力を高めて、社会に貢献できる人間になりたいものです。
今回もお読みいただきましてありがとうございます。
よろしかったら、また読みにお越しください。