アラ還個人事業主の雅栄です。
人は変わりませんし、変えられないと思います。
もちろん自分自身も、変わりませんし、変えられない。
しかし、それは本質のことであり、演技はできると思います。
つまり、自身の本質は変えずとも、時と場所と機会に応じて、変幻自在に演じ分けることはできるのではないでしょうか。
なぜ演技が必要なのか?
演技と聞くと、芸能人や俳優の仕事を思い浮かべるかもしれません。
しかし、私たちは日常生活の中でも、無意識に演技をしています。
例えば、仕事で上司やクライアントに対応するとき、家族や友人と話すとき、初対面の人と挨拶するときなど、相手や状況に合わせて、自分の態度や言葉遣いを変えることはありませんか?
これも一種の演技と言えますよね。
演技は、人間関係を円滑にするために必要なスキルです。
相手の感情やニーズに配慮し、自分の感情や意見を適切に表現することで、信頼や共感を得ることができます。
逆に、演技が下手だと、相手に不快感や不信感を与えてしまうこともあります。
どうやって演技を上達させるのか?
いくら努力しても、本質は変わらないと思います。
でも努力すれば、演ずる役は変えられる。
結局、演技のうまい人が成功しているような気がします。
では、どうやって演技を上達させるのでしょうか?
演技を上達させるには、以下の3つのポイントが重要とのことです。
観察力:
演技の基本は、相手の言動や表情をよく観察することです。
相手がどんな感情や思考を持っているのか、どんな反応を期待しているのか、どんな印象を与えたいのかなどを推測することで、自分の演技を合わせることができます。
また、自分自身の言動や表情も、客観的に観察することで、改善点を見つけることができます。
練習力:
演技は、繰り返し練習することで、自然に身につくものです。
練習の方法は、様々な場面や役柄を想像して、自分で演じてみること、例えば、営業マンや教師や医者など、自分とは異なる職業の人になりきって、話し方やしぐさを模倣してみることです。
また、実際に人と会話するときも、練習の機会と捉えて、演技を試してみることも効果的ですね。
フィードバック力:
演技は、自分だけではなく、相手の反応によって評価されるもの。
そのため、自分の演技がどう伝わったのか、どう改善できるのかを、相手からフィードバックをもらうことが大切です。
フィードバックをもらう方法は、相手に直接聞くこと、第三者に意見を求めることや、録音や録画をして見直すことなどがあります。
演技力が人生を変える例
演技力が人生を変えるというのは、大げさな話ではありません。
実際に、演技力を活かして、自分の人生を好転させた人はたくさんいます。
以下に、そのような事例を紹介します。
ビル・クリントン:
アメリカの元大統領であるビル・クリントン。
彼は、どんな相手にも、自分が一番興味を持っているかのように話しかけることで、相手の心を掴むことができました。
また、自分の失敗や弱点を認めることで、人々の同情や許しを得ることもできました。
彼の演技力は、政治生命を何度も救ったと言われています。
スティーブ・ジョブズ:
アップルの創業者であるスティーブ・ジョブズ。
彼は、自分のプレゼンテーションにおいて、話す内容や声のトーンや身振り手振りなどを細かく計算し、聴衆を魅了することができました。
また、自分の製品に対する情熱や信念を強く表現することで、人々の欲望や期待を刺激することもできました。
彼の演技力は、ビジネスを成功に導いたと言われています。
オプラ・ウィンフリー:
アメリカの人気トークショー司会者であるオプラ・ウィンフリー。
彼女は、自分の番組において、どんな話題やゲストにも、自分が一番感動しているかのように反応することで、視聴者の感情を引き出すことができました。
また、自分の苦労や成功の秘訣を率直に語ることで、人々の尊敬や共感を得ることもできました。
彼女の演技力は、メディア帝国を築いたと言われています。
以上のように、演技力は、人生を変える力を持っています。
本質は変えられないけど、演じることができると思います。
今回もお読みいただきありがとうございます。
よろしかったら、また読みにお越しください。