アラ還個人事業主の雅栄です。
仕事で大失態をやらかしてしまうことってありませんか?
私は昔、サラリーマンをしていたときに、そんなことがありました。
ある日、上司への重要報告を、ギリギリまで失念してしまったのです。
それも、瞬間湯沸し器的に短期な上司であり、しかも遅い報告が大嫌いな人です。
私の頭のなかでは、同僚たちの前で上司に怒鳴られている自分の姿が、ありありと見えていました。
上司の優しい笑顔に救われた
しかし、実際にはそんなことはありませんでした。
意を決して(恐る恐る)上司のもとへ近づき、遅すぎる報告をしました。
さ~カミナリが落ちるぞ~と身構えていると、「それは別ルートで聞いて知ってたから全く問題ないよ」と優しい笑顔の上司。
ホッとしたのと、なかなか見れない上司の笑顔がやけに眩しくて(笑)、こちらも満面の笑みを浮かべてしまいました。
この出来事は、私にとって大きな衝撃でした。
いつも怒鳴っているイメージの上司が優しく笑うと、そのギャップが大きくて、この人は本当はとても善い人なんじゃないかと勘違いしそうでした。
ギャップって大きいほどインパクトがありますね。
これが人たらしの極意なのでしょうか?
ギャップの効果と使い方
私はこの経験から、ギャップの効果について考えるようになりました。
ギャップとは、期待や常識とは異なることや状況です。
例えば、普段は無口な人が突然話し始めたり、普段は冷静な人が感情的になったりすることです。
ギャップは、人間の心理に強く影響を与えます。
ギャップがあると、人間は驚きや興味、好奇心を感じたり、相手に対する印象や評価を変えたりします。
ギャップは、仕事や人間関係においても有効に使えます。
例えば、普段は厳しい上司が、時々褒めたり励ましたりすることで、部下のモチベーションを高めたり、信頼関係を築いたりすることができます。
また、普段は明るく振舞っている人が、時々弱さや悩みを見せることで、相手の同情や共感を得たり、親密度を深めたりすることができます。
もちろん、ギャップを使うときには注意も必要です。
ギャップがあまりにも大きすぎると、相手に不信感や違和感を与えてしまう可能性があります。
また、ギャップを使うタイミングや頻度も重要です。
ギャップを使うのが当たり前になってしまうと、効果は薄れてしまいます。
ギャップを使うときには、相手の状況や感情に配慮し、適切なバランスをとることが大切です。
ギャップで人間関係をより良くする
昔の上司の笑顔が忘れられないことで、ギャップの効果を実感しました。
ギャップは、人間の心を動かす強力なツールです。
ギャップを上手に使って、仕事や人間関係をより良くしていきたいと思います。
今回もお読みいただきありがとうございます。
よろしかったら、また読みにお越しください。