アラ還個人事業主の雅栄です。
一昨年の春に断酒をスタートしました。
同じ一昨年の夏、54歳で会社を辞めて個人事業主として起業しました。
断酒も個人事業主も継続中です。
今日は7年前の私についての思い出話になります。
起業に憧れていたけど、行動に移せなかった私
7年前の2017年、私は49歳でした。
当時は、起業について書かれた本やメルマガ、ブログや情報商材などを読み漁って、買い漁っていました。
ですから起業に関する知識はたくさん持っていたつもりでした。
でも、それだけではダメだということも分かっていました。
まずは起業に向けた具体的な行動をしなくちゃダメだということを・・。
でも、私は行動できなかったんです。
毎日、朝早く起きて、満員電車に揺られて、会社に行って、上司や同僚、取引先とやりとりして、帰ってきて、晩酌して、寝て、また繰り返す。
そんな生活に、何の意味があるのか、何の楽しみがあるのか、私には分かりませんでした。
仕事はただの収入源で、自分のやりたいこととは全く関係ないものでした。
でも、私は起業に向けて何も行動できなかったんです。
起業というのは、自分の好きなことや得意なことを仕事にするものだと信じていました。
にもかかわらず、私は自分の好きなことや得意なことが何なのか、分からなかったんです。
自分の興味や情熱、才能を見つけることができなかったんです。
だから、起業のアイデアも思いつかなかったし、ビジネスプランも作れなかったし、お客さんも見つけられなかったんです。
起業に憧れていたけど、行動に移せなかったのでした。
断酒を決めたきっかけとその効果
それから7年が経ちました。
今の私は、断酒と起業で人生が変わった私です。
一昨年の春に断酒をスタートしました。
それまで、私は毎日の晩酌が欠かせない人でした。
仕事のストレスや疲れを癒すために、ビールやチューハイを欠かさず飲んでいました。
でも、それが私の人生にとって良くないことだと気づいた瞬間がありました。
お酒を飲むと、体も心も健康にならないし、時間もお金も無駄になるし、自分の本当の気持ちや願望に気づけないし、自分の可能性を閉ざしてしまうと気づいたのです。
だから、私は断酒を決めました。
最初は、とても辛かったです・・。
お酒がないと、眠れないし、落ち着かないし、イライラするし、何も楽しくない・・。
でも、徐々に慣れてくるものですね。
お酒がなくても、生きていけることに気づきました。
お酒がなくなった分、他のことに時間やお金、エネルギーを使えるようになったのです。
本を読んだり、散歩をしたり、家族と話したり、自分の好きなことを探したりしました。
そうするうちに、私は自分の好きなことや得意なことが何なのか、分かってきました。
私は、人の悩みや相談に乗ることが得意でした。
また、自分の経験や知識、考え方を人に伝えることが好きで、ブログなどで発信することが好きでした。
私は、自分の人生を自分で切り開くことが好きで、自由に働くことが心底からの望みだと分かったのです。
会社を辞めて起業した理由とその結果
同じ一昨年の夏、54歳で会社を辞めました。
それまで、私は会社にしがみついていました。
安定した収入や世間体、保険や年金などを失うのが怖かったからです。
でも、それが私の人生にとって良くないことだと気づきました。
会社にいると、自分のやりたいことやできることを制限されるし、価値や能力を低く見られるし、幸せや満足を感じられなかったのです。
だから、私は会社を辞めました。
最初は、とても不安でした。
自分の力だけで生きていけるのか、お客さんがついてくれるのか、収入が安定するのか、失敗しないのか、ということが心配でした。
でも、徐々にたくさんの気づきを得ることができたのです。
例えば
・自分の経験や知識、考え方を人に伝えることで、人の役に立てること
・自分の人生を自分で切り開くことで、自由に働けること
・自分の好きな時間や場所、方法で仕事ができること
・自分の価値や能力を高めることで、収入も安定すること
・自分の幸せや満足を感じることで、失敗を恐れなくなったこと
などです。
7年前の私と今の私の状況は明らかに違います。
今から7年後の状況は想像もできません。
だから人生は面白いのかもしれないです。
今回もお読みいただきありがとうございます。
よろしかったら、また読みにお越しください。