起業前は高い年収を目指していた
アラ還個人事業主の雅栄です。
サラリーマン時代の私は、起業したら年収1,000万円や1,200万円を目指すつもりでした。
それくらいの収入があれば、自分のやりたいことを思い切りできると信じていたからです。
サラリーマンとして働いていたときは、仕事にやりがいを感じられなかったり、上司や同僚との人間関係に悩んだり、会社の方針に納得できなかったりしていました。
ですから起業について調べたり、成功した起業家の話を聞いたりすると、自分の好きなことを自由にできていることが羨ましくて仕方なかった。
起業すれば、自分の能力や努力に応じて、収入も増えるだろうと安易に考えていたのです。
起業後は現実に直面した
しかし、実際に起業してみると、想像していたような甘いものではありませんでした。
まず、お客さんを見つけることが大変。
市場調査やマーケティングをしなければならなかったし、競合他社との差別化や価格設定も考えなければなりません。
そして何よりも、お客さんに満足してもらうことが難しかった。
品質や納期、アフターサービスに気を配らなければならなかったし、クレームやトラブルにも対応しなければなりませんでした。
さらに、経営や財務、税務などのビジネスに関する知識やスキルも必要。
そんな中で、サラリーマン時代には少ないと考えていた年収と同額を、個人事業主として稼ぐのは、想像以上に大変だったのです。
起業後は価値観が変わった
起業には夢がありますが、現実は厳しいです。
サラリーマン時代よりも高い年収を、簡単に得られるという幻想は捨てました。
でも、起業した後の年収が、サラリーマン時代と同じ、あるいはそれより低くなったとしても
私は後悔しません。
なぜなら、お客さんに価値を提供することに、集中できるようになったからです。
社内の人間関係や政治に巻き込まれることなく、お客さんのために何倍もの努力や配慮ができます。
それが私にとって最大の喜びです。
年収が同じでも、起業することで自分の仕事に誇りを持てるようになりました。
まとめ
サラリーマン時代は高い年収を目指していましたが、起業後は現実に直面して価値観が変わりました。
今はお客さんに価値を提供することに、やりがいを感じています。
年収は重要な要素ではありません。
起業することで自分の人生を、より充実させることができました。
今回もお読みいただきありがとうございます。
よろしかったら、また読みにお越しください。