アラ還個人事業主の雅栄です。
今日は、私がおととしの夏に個人事業主として起業したことについての思い出話をします。
私は、ずっと自分のビジネスを持ちたいと思っていましたが、なかなか決断できませんでした。
その理由は、自分のビジネスセンスが信用できないから。
これは、私の人生の中で何度も経験した失敗や挫折が原因です。
その中でも特に印象に残っているエピソードを書きたいと思います。
社長から無能呼ばわりされた日
個人事業主として起業するまで、ある会社に勤めていました。
その会社は、新しいサービスを開発するという野心的なプロジェクトに取り組んでいました。
私は、そのプロジェクトのメンバーの一人として、アイデアや企画を出していたのです。
しかし、私の提案は、社長から全く評価されませんでした。
むしろ、社長は私を「無能」と呼んで、常に馬鹿にしていました。
私は、自分のアイデアに自信がなくなり、次第に発言することも減っていきました。
プロジェクトは、社長の意向に沿った方向で進められました。
結局は失敗に終わったのですが・・。
そのときの社長の言葉は、今でも私の心に深く刻まれています。
自分のビジネスセンスが間違っているのではないかと、常に疑う癖が抜けません。
自分の能力を適正評価できないことの危険性
私は、自分の能力を過大評価するのもよくないと思いますが、過小評価するのも同じくらいよくないと思います。
自分の能力を過小評価すると、チャンスを逃したり、挑戦することを諦めたり、自分の価値を低く見積もったりすることになります。
これは、サラリーマンであろうと、個人事業主であろうと、自分の人生において大きな損失です。
私は、アラ還でも夢を追いかけることはできると信じていました。
しかし、それには、自分のビジネスセンスを信用できること、そのためには、自分の能力を冷静に客観的に適正評価できることが必要だと思います。
心理学を学んで自分を信用できるようになった日
そこで、心理学を真剣に学ぶことにしました。
心理学を学ぶことで、自分の思考や感情のパターンを理解したり、自分の強みや弱みを把握したり、自分の目標や価値観を明確にしたりできると思ったからです。
また、他人の気持ちや動機も分かりやすくなり、コミュニケーションや交渉のスキルも向上すると思いました。
心理学の本を読んだり、オンラインの講座を受けたり、カウンセリングを受けたりしたところ、自分の中にあった無意識の恐れや制限を見つけ出し、それらを解放することができました。
私は、自分を信用できるようになり、起業に対する不安や恐怖を克服できるようになりました。
そして、おととしの夏、50半ばにして個人事業主として起業することができました。
私は、自分の得意な分野である人材育成サービスを提供することにしました。
自分のアイデアやスキルを活かして、お客様のニーズに応えられるよう取り組んでいます。
まとめ:アラ還でも夢を追いかけることはできるのか?
私は、アラ還でも夢を追いかけることはできると実感しました。
しかしそれには、自分のビジネスセンスを信用できること、自分の能力を適正評価できること、そのためには心理学を学ぶことが必要でした。
私は、心理学を学んで自分を信用できるようになり、起業という夢を実現できました。
これからも心理学を学び続け、自分のビジネスを成長させていきたいですし、同じように夢を追いかける人たちを応援したいと思っています。
今回もお読みいただきありがとうございます。
よろしかったら、また読みにお越しください。